クリエイター事例紹介: Raha Rodriguez 氏が明かすリアルタイム ビジュアライゼーションがセットデザインのあり方を変えている方法

3Dジェネラリストの Raha Rodriguez 氏が、リアルタイム ビジュアライゼーション ソフトウェア Twinmotion を使用して劇場セットのデジタル プロトタイプを作成している方法を見てみましょう。

ライブ作品のステージデザインを制作する場合、従来はセットを確定する前に物理的なプロトタイプを作成してアイデアを検証していたため、イテレーションが困難でコストがかかり、クリエイティブな試行錯誤を阻害する要因となっていました。しかし、リアルなライティングやテクスチャリングを備えた強力な3Dリアルタイム ビジュアライゼーション ソフトウェアの出現により、デザイナーは実際に何かを作る前に細部に至るまでコンセプトをテストし、デザインに磨きをかけることができるようになりました。

フィリピン在住の 3D ジェネラリスト、Raha Rodriguez 氏は、すでに Twinmotion を使って舞台作品の3D プリビジュアライゼーションを制作しています。かつてはイベント業界のプロダクション デザイナーだった Raha 氏は、パンデミックの影響により物理的空間から仮想空間のデザインに転向しました。最近では、We’ve Battled Monsters Before というミュージカル作品の舞台セットの3Dレンダリング制作にそのスキルを活かしています。

Raha 氏はステージデザイナーと協力して、光と影を使ってセットデザインに奥行きと質感を作り出しました。Twinmotionを使うことでショーを特徴づける陰影をシミュレートすることができ、デッドスポットや本番で照明が必要になるであろう箇所を特定することができました。

Raha 氏は、Twinmotion のリアルタイム レンダリング機能に満足しており、クライアントとのライブプレゼンテーションに非常に有用だと感じています。また、このソフトウェアの直感的な操作性にも感心しています。さらに、その場で修正を加えることができるため、Raha 氏は制作パイプラインをスピードアップすることができました。

Raha氏 が Twinmotion を使用して3D劇場セットのコンセプトをリアルタイムでレンダリングした方法については ビデオをご覧ください