Twinmotion の初期の頃からのパワーユーザーであり、過去のチャレンジで2回トップ10に入っている Jesus Carbajal Paxi 氏が、ブレークダンスをする衝突試験用ダミーの見事なアニメーションで優勝を果たしました。
Jesus 氏は、1つのオブジェクトやキャラクターに焦点を当てたアニメーションのリールを見ていたときに、古いオルゴールのダンサーが命を吹き込まれ動き出すビデオを思い出したことがきっかで今回の着想を得ました。静止した人形に命を吹き込み、楽しく自然な動きをさせたいと考えたJesus 氏は、Twinmotion が持つ Mixamo や3ds Max など他のツールとの相互運用性を最大限に活用し、アニメーションの制作に取りかかりました。
選択肢を増やし、シーンの流れを良くするために Jesus 氏はポリゴン数が少なくFBXフォーマットを使用している対称的なキャラクターを選択しました。。彼が選んだモデルは、Sketchfab で提供されている robomax 氏の Crash Dummy です。
カスタム アニメーション
Jesus 氏は、この一連の計画的なアニメーションに Mixamo を使用しました。ループのような、小さいながらも繰り返しのあるアニメーションであること、また、Adobe のアプリケーションの推奨事項にも従う必要がありました。選択したアニメーションは以下の通りです。
ジャンプ
ブレークダンスのアニメーション
ヘッドスピン
ウォーキング
死
編集
FBX形式でアニメーションをダウンロードした後、Jesus 氏はそれを 3ds Max にインポートしました。アニメートされたオブジェクトをインポートするには、各フレームに異なるオブジェクトを配置する必要があり、それらを結合するとアニメーションが作成されます。例えば、最初のシーン、マネキンがジャンプするシーンは30フレームあります。
ワークフローを効率化するために、Jesus 氏は無料の 3ds Max スクリプト mass_exporter_v1_6 を使用しました。これにより、独立した各フレームをワンクリックでエクスポートできるようになりました。
この Jesus 氏のワークフローは、クリエイターが Twinmotion のリアルタイム技術を使ってアイデアを実現するための典型的な例と言えるでしょう。Twinmotion の長年のユーザーである Jesus 氏は、このツールを最初から簡単に習得することができました。彼は次のように述べています。「学習にかかかった時間は本当に短いものでした。インターフェイスを学び、Twinmotion の機能を理解するのに2週間ほどしかかかりませんでした」